vol.3 不動産査定①2種類の査定方法

2021年04月11日

【プロはどうやって不動産の価格を算出している?】

 

プロの不動産査定について、査定をする時点での調査状況による違いがある査定方法2種類を解説します。

 

A.現地調査なし…「机上査定」

B.現地調査あり…「訪問査定」

 

A.現地調査なし…「机上査定」

不動産会社が現地を見ずにおおよその価格を推測する査定方法です。

売却がまだ具体的なものではなく、大まかな価格の目安を確認するだけであれば机上査定で充分です。

一括査定サイトや不動産会社のサイトなどから机上査定の依頼をすればメールで返信をくれたり、中には「査定書」「査定報告書」といった書面を発行してくれるケースもあるでしょう。目安の査定価格と、算出の根拠を提示されるはずです。

 

B.現地調査あり「訪問査定」

こちらは実際に不動産会社の担当者が現地を訪れ、建物の状況、日当り、眺望などを確認したうえで価格を計算します。

物件のコンディションなどを反映できるため、机上査定よりも精度の高い査定となります。

例え同じマンション内であっても部屋の位置や状態によって価格は変わってしまいますから、より正確な価格を知る必要があるときに選択するとよいでしょう。

また、営業担当者か直接来て話を聞くことができますから、詳しい販売方法や不安なことについてなど、質問をしたい場合にも有用です。

机上査定を先にして、資料を基に会社を絞ってから訪問査定を依頼するのが一般的です。

 

 

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