vol.12 査定で最も重要なのは…

2021年06月01日

【査定で最も重要なのは「価格」ではない】

 

これまでに「根拠のない高額査定は要注意」「査定資料は価格ではなく根拠が重要」とお伝えさせて頂きました。

何度か同じような内容に触れていますが、それだけ重要なことだからです。

 

改めて結論から申し上げます。

査定資料で基も重要な情報は「査定価格」ではありません。

「査定価格の根拠」「販売計画」こそが見るべきポイントなのです。

 

査定価格を見るときは、おおよその価格帯の把握にい留めておきましょう。

それ以外に、なぜその価格が適切であると思ったのか、好条件で売るためにどのような戦略を考えているのか、こういった情報から「信頼できる不動産会社はどこなのか」を判断するのが売却を成功に導く第一歩となります。

 

売却講座 査定3

 

 

ここでおススメなのが「不動産会社を逆に査定する」という考えです。

不動産査定は、まずは書類上で行う「机上査定」を行い、次に現地を見る「訪問査定」という流れになります。

一般的な捉え方としては、不動産会社が物件を二段階に分けて査定しています。

しかし、反対に不動産会社を査定するのです。

 

一次選考 : 書類審査(机上査定)で会社を査定

二次審査 : 面接(訪問査定)で担当者を査定

 

机上査定を「一次選考」として捉え、書類審査を行います。

複数の不動産会社から届く査定書を見比べ、二次選考である訪問査定に進める会社を選抜していきます。

審査基準は、「信頼できそうか」「提案に根拠はあるか」などを見ていきます。

ちなみに、二次選考である訪問査定に進めるのは2~3社程度が選考作業もしやすくおススメです。

 

この書類選考の基準には査定書だけではなく、ホームページなどご自身で手に入れられる情報も活用して総合的に判断した方がいいです。

というのも、一言に不動産会社と言っても得意分野によって実は様々な種類が存在しています。

 

少し長くなってしまいましたので、

不動産会社の種類はVol13でお話しする事に致します(;^ω^)