vol.13 不動産会社の種類

2021年06月13日

【ご存知ですか?不動産会社に種類があることを】

 

一般的に皆様の目に触れる機会が多い不動産会社は、売買賃貸のいずれかを主な仕事にしています。

重きを「賃貸」に置いている不動産会社が多く、売買を専門にする不動産会社は少ないと思います。

そして、売買に強い不動産会社の中でも「売主様」のお手伝いが得意なところと、「買主様」のお手伝いが得意なところは違っていたりします。

 

この度は売却を相談するわけですから、当然売却に強い、売主様のお手伝いが得意なところを選ぶ必要があるわけです。

 

 

 

売却講座 種類

上記の売買専門枠をご覧ください。

 

「分譲開発」とは、主に田や畑などを買取り宅地分譲を主に行っている会社です。

ご自身の不動産がであったり、広い土地などの場合は、このような会社にご相談されるといいでしょう。

「買取り」を専門としており、自身の会社が"売主"となる取引が多い為、売主様と買主様を結びつける「売買仲介」は不得意といった会社が多いです。

 

「新築建売」とは、自身の会社で新築分譲している不動産会社です。

主にハウスメーカーなどであり、新築時に建てたメーカーに売却を依頼するという方がいます。

ハウスメーカーは、自社の商品(新築)を売る会社なので、売買仲介はやはり不得意な会社が多いです。

 

「投資物件」とは、アパートやビルを投資家向けに売買している会社です。

このような会社は投資家顧客を保有していることが多く、アパートやビルを売却したい時は、投資物件を専門にされている会社に相談することをお勧めいたします。

 

では、売買仲介を得意とし売却に強い会社ってどうやって見つければいいのでしょうか?

 

先ずは、候補となる不動産会社のホームページを閲覧して、売却に関する情報は豊富か、自社が担当する物件の掲載数は多いか、といったところを見ていきます。

また、売却したい不動産の近所をSUUMOなどで検索し、販売中物件の情報を見るのも参考になります。

同じ会社が異なる複数の物件を掲載していれば、ある程度は売却案件を担当していることが分かります。

 

一つ気を付けて頂きたいのですが、大手ではない会社についてもしっかりと確認した方がいいです。

大手は確かに安定感があり、一定以上のサービスの質を保ってくれる面では頼りになります。

しかし、大手でなくても地域に根差して何十年とその地域を専門に売買しているプロフェッショナルや、大手から独立してこれまでに得た知識と人脈を活かして活躍されている方など、とても優秀な方はたくさんいらっしゃいます。

色眼鏡をかけず、自分にとって一番頼りになりそうなのはどこか、適切に判断をして頂けたら幸いです。