vol.18 測量はお早めに!

2021年11月21日

【安全な取引の為に、測量はお早めに!】

 

土地や一戸建てのお取引には「測量」はとても重要なことです。

先ず、測量図は一部の例外を除いて売買取引には必須の資料です。

そして新たに用意しようとする場合、それなりに時間とお金が掛かります。

つまり事前に準備しておかなければならないのです。

 

そもそも測量図とは、土地の境界を正しく記した書面です。

そして、境界について重要なのは「境界確定しているか」という点です。

「確定」とは、お隣と境界線について確認ができており、お互いが合意していることが分かる書面が残っている状況を際します。

また、境界には民有地同士の境界線である「民々境界」と、国や自治体の所有する官有地と民有地の境界を指す「官民境界」の2種類があります。

道路は比較的官有地が多いですから、土地と道路の境界は「官民境界」が多くなっています。

 

民々境界で境界が確定している場合、隣地所有者との間で「筆界確認書」と呼ばれる書面を取り交わしているのが一般的です。

これは「お互いに境界を確認しあった」ということを書面にしたものです。また、筆界確認書がなくても「確定測量図」という測量図があれば問題ありません。

これらの書面には境界の位置を示すマーカーが現地のどこにあるか、どんな形かなどが書かれています。

売主様は売買契約時にこれらの測量資料を用いながら、買主様に「これが境界です」と説明を行う義務があるため、とても大切な資料なのです。

 

ちなみに確定測量図と似たもので「実測図」という資料が存在しています。

実測図は見た目はとても「確定測量図」と似ていますが、境界が確定できていない可能性があるものですので注意が必要です。

 

境界が確定していなかった場合は、測量会社に「確定測量図」を作ってもらいます。そして新たに境界確定をするのであれば、それなりに時間がかかる点は注意が必要です。

民々であっても隣地所有者に協力してもらって立会い作業などをする必要がありますし、官民となると役所が対応してくれるまで待たなければなりません。道路の場合は反対側の所有者様の協力もいる為、登場人物が増えてさらに時間が掛かります。短くとも2~3ヵ月、長い時で半年、1年と相手次第でいくらでも時間が掛かってしまう可能性がありますので、測量については早めの着手は非常に重要となります。

 

測量はとにかく時間とコストが掛かります。必要そうであれば、すぐに着手しましょう。

 

 

 

 

 

測量