住宅ローンの返済が苦しい|任意売却

住宅ローンの返済が苦しい|金融機関の協力による不動産売却と残金返済方法の交渉事例

詳細をご覧ください。

物件種目 一戸建て
築年数 18年

親より先に子が亡くなり支払いが苦しくなった事例|親子リレーローン

相談者:相続人A 当時72才

 

【相談内容】

・妻が数年前に亡くなり、同居の息子(妻の子D)も亡くなってしまい一人暮らしになってしまった。

・住宅は相談者2/3、息子(妻の子D)1/3の共有名義である

・年金での住宅ローンの支払いは苦しい(月10万円)

・返済の事が気になり毎日眠れない

・一人で住むには広すぎるので引越しをしたい

・年齢的にも施設に入居を考えている

残債

売却に向けてへの準備

1、金融機関へ確認

  息子さんが亡くなった事を報告し、団信(団体信用生命保険)が適用されるか確認

  親子リレーローンであった為、保険は適用外と判明

  現段階の借入残高を確認する

2、任意売却へ意思決定

  金融機関からの聞き取り内容を相談者へ報告

  今後の生活プランや返済について協議

3、相続登記

  相続登記を行う為に戸籍謄本を確認すると、複雑な親子関係が判明

  実父(相続人B)を探し、協力を得て相続放棄を取得※この時点で処分権を得る

相続図

任意売却成功まで

◆金融機関へ◆

 返済に関する相談など数回に及ぶ交渉の結果、任意売却の許可を得る

 

~ここまで約1年~

 

◆販売開始と価格の調整◆

 当初 1980万円 

 金融機関へ反響状況を月2回報告

 市場の状況や相場に合わせた価格へ変更交渉

 

◆売却成立◆

 金融機関協力のもと売却が成立

 ただし、ローン600万円が残る

 

◆債権会社との交渉◆

 相談者の事情を説明し、月々3,000円の返済で和解成立!

 ただし、1年毎に更新が条件

 

*************************************************

 

ご相談から和解成立まで約2年かかりましたが、とても喜んでいただいた事例のひとつです。